kenny G

ソプラノサックス奏者で有名な「Kenny G(ケニー G)」。

私が初めて聴いたのは中国で仕事をしている頃だった。

仕事終わりで家に帰る途中のCD屋から今まで聴いたことのない心を奪われるような曲が流れていて、あまりの美しさに私はすぐにそのCD屋に入り、店員に誰の何という曲かを聞き、その場でCDを買って家に帰った記憶がある。

それはKenny Gの「Songbird(ソングバード)」という曲だった。

曲名を聞いて確かに鳥が歌っているような、そんな気にさせられた。

私自身は中学生からギターを弾いていたが、当時からサックスにも興味はありつつも特に手を出し来なかったが、この時ばかりはサックスを手に入れて練習したいと思い、楽器屋に行き、サックスを何度も眺めたりした。

Kenny Gは主にソプラノサックスだけれど、店員から初心者には難しいと聞いて、アルトサックスを探したりした。

結局、自分が海外にいることや仕事の関係でその目的は達成されなかったが、いまだに時間やお金に余裕があれば、やってみたいと思う。

そのくらい衝撃的で、もちろんSongbirdだけでなく、他の曲もどれも私好みで、その日からかなり長い期間、ずっとそのCDをかけ続けていた。

当時、中国でも恐らく流行っていたのだろうか、町中のあちこちでKenny Gの曲が流れていた。

特に「Songbird」と「Going Home」は本当によく聞いた。

特に「Going Home」はちょうど私が仕事が終わって家に帰る途中でよく聴き、日本でいうと、夕焼け小焼けのような感じで、この曲を聴くと仕事が終わったなぁ、という感じだった。

私は誰が何と言おうともKenny Gが好きだが、世間(海外)では結構、彼の音楽については賛否両論があるようだ。

私はあまり音楽のジャンル、というものにとらわれず、自分が気に入った曲を聴き、自分の好みではない曲は聴かない、そういう単純なことで良いと思っているが、やはり一定数の人は、他の人の曲について色々と思うことがあるらしい。

Kenny Gについてはスムーズジャズというジャンルに属すると言われ、いわゆる本格的ジャズから派生したようなポップな要素を取り入れたジャズと言われるが、それが本格ジャズ派からは受け入れられなかったようだ。

また音楽理論の知識が深くないなどの話も聞くが、正直、私にとってはどうでも良く、Kenny Gが演奏する曲は私の心を掴んで離さない。

例え、自分自身が音楽のプロであり、自分の音楽に誇りを持っていたとしても、よほどその領域を侮辱しているような状況でなければ、他人の音楽を批判する理由にはならない、と個人的には思っている。

実際にKenny Gは多くの曲やカバー曲を世に送り出し、世界中で数千万枚に及ぶアルバムセールスを記録している。

それはつまり世界の大多数の人から指示されている、ということに他ならない。

Kenny G自身はどうやらそういった外野の声をあまり気にしている様子ではないようだが。

とにかく私はいまだに落ち着きたい時、浴槽タイム、睡眠時、寝起き時などにそれぞれKenny Gを流すことが多い。

どのシーンで聴いても邪魔にならないばかりか、むしろ自分の行動を良い方向に向かわせてくれる相乗効果を感じている。

人それぞれだと思うが、私は今後もKenny Gを支持し、聴き続けることだろう。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事